相続関係図の作成とエクセルの必要性

先日父がなくなり、相続手続きを進める必要がでてきました。相続関係図というものを作るという話を聞きましたが、それはどのようなもので、どのように作成するのでしょうか。エクセルなどを使う必要はありますか

相続関係図とは、相続人が誰か、被相続人が誰かというのを図にして、一目で分かるようにした書面のことです。これを作成すると、相続登記の際に相続人の戸籍謄本の原本を受け取ることが出来るようになります。戸籍原本は相続手続きの過程で必要になる場面が多くあります。相続関係図を作って、早めに取っておきましょう。

さて、相続関係図の作成方法ですが、本やネットに見本が多くありますので、基本的にはそれを見ながら作れば難しいことはありません。エクセルなどパソコンで作ってください。

手元に相続人と被相続人の戸籍謄本、住民票を準備して、そこに記載された本籍地などを元に、相続人、被相続人の氏名、生年月日、住所を記載していくことになります。作成者は、その相続において不動産を取得することになった人の名義を使います。その者の実印を押した上で、左上には被相続人の氏名、生年月日、死亡日、本籍地、住所などを記載することになります。加えて左下には配偶者、右には子どもの名前を記載しましょう。

書き方が不安である、エクセルに自信がないなどの場合には一度専門家に相談してみてください。勿論当法律事務所でも受け付けています。どうぞお気軽にお電話ください。