準確定申告の記載例

確定申告と準確定申告

確定申告とは、税金に関する大切な申告手続です。被相続人が死亡した場合、亡くなったひとは確定申告ができません。そこで相続人が代わりに確定申告をすることとなりますが、これを準確定申告といいます。通常、所得税の確定申告は、一年間の所得について、翌年の二月半ばから三月半ばにおこなうのですが、準確定申告の場合は、一月一日から死亡した日までの所得について、相続の開始があったことを知った日の翌日から四ヶ月以内におこなうこととなっています。相続人が一人しかいない場合は、その相続人が準確定申告をおこないます。二人以上いる場合は、原則として、各相続人が連署によって準確定申告書を提出することとなっています。

準確定申告は、被相続人の死亡当時の納税地の税務署に申告します。準確定申告のやりかたがわからない場合は、記載例がありますからそれを参照しながらやってみましょう。

ただし、準確定申告をしたことがない場合は記載例を見てもわからないかもしれません。記載例を参照してもわからない場合は、専門家に相談することが有用です。準確定申告のやりかたがわからない、不明な点がある場合には、当法律事務所にご相談ください。知識と経験の豊富な弁護士がご相談をお受けいたします。