名寄帳とは

名寄帳とは

名寄帳とはなにかご存知ですか。名寄帳とは、所有者ごとに土地・家屋の評価額、税額、課税標準額、地目、地積等が記載されている一覧表です。簡単にいうと、その人が持っている不動産の一覧表のことで、自治体によって「土地家屋課税台帳」や「固定資産課税台帳」と呼ばれているものの通称名です。

相続がおこったら名寄帳を取得してみましょう

家族が亡くなって相続がおこったとします。遺産分割協議をすることとなりますが、協議の前提として、亡くなった家族の財産がどれだけあるのか把握しなければなりません。そのときに役に立つのが名寄帳です。名寄帳とは、その人が持っている不動産の一覧表ですから、これを取得すれば、亡くなった家族が所有していた不動産を把握することができます。遺産分割協議の前に財産をしっかり把握しておかないと、後から財産が出てきたりすると、紛争の種になりかねません。後から紛争が起きることを防ぐためにも、協議の前には財産の把握をきちんとおこなうことが大切です。また、名寄帳の取得に関してや、相続に関してわからないことがある場合には専門家である弁護士に相談することも有用です。ぜひ当法律事務所にご相談ください。