借金だらけの遺産でも相続しなければならないか?

当法律事務所では、相続対策や離婚、借地など様々なご依頼をお受けしております。また東京・小金井市周辺だけでなく、全国各地から相談を受けております。 ここ数年で扱った事案についてご紹介させて頂くと、依頼者は東京に在住の方で、急な事故で夫を亡くなりました。その後、夫の遺産を調べたところ、めぼしい財産はない一方で、ギャンブルなどで作った大量の借金があることがわかりました。今後の生活のことを考えても借金を引…

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大阪の相続対策の事例

当法律事務所では、大阪をはじめ関西各地の相続対策や離婚、借地など様々なご依頼をお受けしております。また電話相談も行っております。 ここ数年で扱った事案についてご紹介させて頂くと、依頼者Aさんは大阪在住の方で、急病で父親が亡くなりました。母親は数年前に他界しており、遺言書もなかったため、相続人は、Aさんとその弟であるBさんの二人となりました。しかし、Bさんは多額の借金を抱えていたため、早急に現金が必…

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相続分の譲渡とは

相続分の譲渡とは何か 相続が開始して、遺産分割がなされるまでにはかなりの時間がかかることが普通です。その間に、共同相続人の中には、自己の相続分を売却してお金を手に入れたいと思う人が出てくる場合があります。そこで民法は905条1項で、共同相続人が自分の相続分を他人に譲渡することを認めています。このことを相続分の譲渡といいます。 なお、ここでの相続分とは、積極財産(被相続人の動産や不動産などプラスの財…

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相続分の譲渡と相続分譲渡証明書

相続分の譲渡とは何か 相続が開始して、遺産分割がなされるまでにはかなりの時間がかかることが普通です。その間に、共同相続人の中には、自己の相続分を売却してお金を手に入れたいと思う人が出てくる場合があります。そこで民法は905条1項で、共同相続人が自分の相続分を他人に譲渡することを認めています。なお、ここでの相続分とは、積極財産(被相続人の動産や不動産などプラスの財産)だけではなく、消極財産(被相続人…

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相続分とは

相続分 数人の相続人が共同で遺産を承継する場合の、各相続人の承継する割合を相続分と言います。そして、この相続分には、法定相続分、指定相続分、具体的相続分という種類があります。 法定相続分とは何か 法定相続分とは、相続が始まった際に、遺言で相続分が指定されていない時に、適用されるものをいいます。そして、法定相続分の割合は民法第900条1~4号によって規定されています。なお、以下で述べる、子や配偶者、…

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相続債務とは

相続債務とは何か 遺産分割においてその対象となるのは積極財産(被相続人の動産や不動産などのプラスの財産)だけであり、被相続人が負担していた消極財産(被相続人の借金などのマイナスの財産)は、相続開始と同時に共同相続人の間で、それぞれの相続分に応じて当然に承継されるもので、遺産分割協議によってその負担を決めるものではありません。この相続における消極財産を相続債務と言います。相続債務については、その負担…

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法定相続分とは

法定相続分とは何か 相続には、法定相続と遺言相続があります。遺言相続とは、被相続人が遺言によって相続人の取り分を決めている場合です。遺言があればそれに従って取り分を決めることになりますが、必ずしも遺言が作成されているとは限りません。そこで民法は法定相続という考え方を定めています。法定相続とは、民法が考える最適な遺産の分け方に従って遺産を分割することであり、ここでは相続人が規定され、それぞれの取り分…

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仙台での相続相談

当法律事務所では、東京以外からもたくさんのご依頼をお引き受けしています。 特に多くなっているのが、相続相談です。今回は、仙台であった相続に関する相談を一つご紹介します。 仙台に在住しているAさんの親が亡くなったため、相続をすることになりました。 Aさんの他には兄弟が3人(B、C、Dさん)がいましたが、そのうちのC、Dさんが既に亡くなっており、それぞれ子供が2人ずついました。(E,F,G,Hさん) …

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名古屋市での相続

当法律事務所は東京小金井市に限らず、全国各地から相談を受け付けております。年中無休で電話相談もやっておりますので、ぜひ一度ご相談ください。  名古屋市での相続に関する事例 名古屋市での相続に関する事例を一つ紹介させて頂きます。 名古屋市に在住のAさんは、親が亡くなったため相続をすることになったのですが、兄弟のBさんが金銭的に困っていたため、親の遺産を全てBさんに相続させてあげたい、そのため、自分は…

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相模原での相続

遺産分割協議は全員でしなければならない? 相続の際には、遺言があれば基本的にそれによりますが、遺言がない場合は、法定相続分によるか、あるいは遺産分割協議をして相続分を決めることになります。遺産分割協議は、相続人が全員参加して全員で合意しなければなりません。 ここで一つ知っておいて欲しいことが、管轄というキーワードです。 遺産分割協議は全員でしなければなりませんから、遠隔地に相続人がいる場合は問題が…

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