相続における土地名義変更

相続の発生と名義変更

相続とは、被相続人の死亡を原因として、法律で定められた相続人(相続できる人)に、被相続人の財産上の権利や義務が包括的に移転することです。ですので、相続の際に必要となる様々な手続きの他に、被相続人が所有していた財産の名義を変更する必要も出てきます。

名義変更と言っても、土地や預貯金、株式といったものだけでなく自動車や借地権、さらに特許権やゴルフ会員権などと多岐にわたります。

相続における土地名義変更

今回は、土地名義変更について説明します。

土地などの不動産を相続によって取得した場合、相続を原因とする所有権などの移転登記、すなわち相続登記をします。相続における土地名義変更(相続登記)は、その土地の所在地を管轄している法務局においておこないます。

土地名義変更では、登記申請書に添付書類をまとめて登記所の窓口に提出します。相続における土地名義変更では、被相続人や相続人の戸籍謄本や住民票写し、遺言書や遺産分割協議書が必要になります。

さらに、相続では他にも多くの手続きや添付書類が必要になります。ご不明点やお悩みを弁護士までご相談頂ければ、スムーズな相続をお手伝いいたします。