遺留分で遺産相続財産を取り返すにはどうしたらいいですか?

生前に財産が贈与されていたり、遺言で遺産相続財産が指定されていたりして、遺産相続財産の取り分が全く無かったという方にも、まだ遺産相続財産を取り返す余地はあります。 遺留分減殺請求(いりゅうぶんげんさいせいきゅう)によって、遺産相続財産を取り返すことができるのです。 このページでは、遺留分で遺産相続財産を取り返すための方法をご説明致します。 遺留分減殺請求をする条件 遺留分減殺請求をする条件は以下の…

Read More

遺留分によって生前贈与を取り消せますか?

遺留分によって生前贈与を取り消せる場合がございます。ただし、条件がございますので詳しくご説明いたします。 遺留分によって生前贈与を取り消すとはどういうことか 生前贈与をされると、相続財産が減ってしまいます。そうすると、本来相続人になるはずだった人の取り分が減ってしまうことになります。 そこで、本来相続人になるはずだった人の利益を守るために、遺留分という制度があります。原則的に、本来相続人になるはず…

Read More

連帯保証人を相続したらどうなりますか?

連帯保証人を相続したらどうなるか 亡くなった方が連帯保証人だった場合、相続人もまた、連帯保証人になります。もっとも、一人ひとりの負担額は、相続人の数が増えれば増えるほど、減ります。 たとえば、亡くなった夫が1000万円の連帯保証をしていた場合を考えてみます。相続人は妻と子ども5人です。妻も子どもも全員が連帯保証人になります。しかし、連帯保証の負担額は、妻が500万円、子どもが1人100万円ずつとい…

Read More

遺贈は誰に対してできるの?

遺贈とは、遺言で財産を譲渡することです。遺贈=遺言ではありません。遺言では、遺贈以外にも、認知をしたり相続人の廃除をしたりすることができます。遺贈は、遺言でできることの一つでしかありません。その意味で、遺言は遺贈よりも広い概念です。 遺贈は誰に対してすることができるか 遺贈は誰に対してもすることができます。たとえば、内縁の妻・夫は相続人になりません。しかし、遺贈をすれば、内縁の妻・夫に財産を残すこ…

Read More

相続放棄は司法書士か弁護士か?

相続放棄の依頼は司法書士にするか、弁護士にするかということでお悩みの方もいらっしゃいます。 結論から言えば、司法書士でも弁護士でも相続放棄の手続き自体に大差はありません。報酬は事務所ごとに違うので一概にどちらがお得とも言えません。司法書士事務所でも高額の報酬を取るところもあれば、弁護士事務所で格安のところもあります。 弁護士に依頼するメリット 違いがあるとすれば、弁護士の場合、相続放棄だけではなく…

Read More

孫でも遺産相続できるの?

孫が遺産相続できる場合 孫でも遺産相続できる場合があります。 典型的には、子(孫の親です)が亡くなっている場合には、孫が代わって遺産相続をすることができます。これを代襲相続といいます。 他にも、子に遺産相続欠格事由がある場合や子が推定遺産相続人排除の審判を受けているときにも、孫が代襲相続することができます。遺産相続欠格事由や推定遺産相続人廃除というのは、簡単にいうと子が余りに酷いことをしたから、遺…

Read More

法定相続人に養子は含まれますか?

遺産分割で、「誰が」「どのような」立場で遺産を受け取る事ができるのかを明らかにする事が迅速な分割実行に繋がります。 「相続人」は3つのタイプに分けられ、それぞれ遺産を受け取る優先順位が決まっています。これら法律(民法887条以下)に定められている相続人を「法定相続人」と言います。 相続人の種類 子と代襲相続人 子が既に死亡している場合は、被相続人の「孫」が死んだ「子」に代わって相続を受けます。 直…

Read More

相続放棄とは何ですか?

相続の承認と放棄 Q: 親が亡くなり、相続が発生した場合、必ず親の財産を相続しければならないのでしょうか?よくいわれる相続放棄とはどういうものでしょう? A: 確かに「家」制度が行われていた時代には、被相続人の遺言の自由がかなり大きく、相続の放棄の自由が認められないこともありました。しかし、相続とは債務の承継も伴うものですから、相続人は常に「相続放棄」をして全く相続しないこともできますし、「限定承…

Read More

遺言書の方式はどれがいいの?

相続が発生した際、民法において常に優先されるのが個人の意思です。そこにおいて、亡くなった方の意思を実現する意味で遺言書というのが法律で規定されています(民法960条以下)。 このページでは、相続において最も重要と言ってもよい遺言書は、どのような方式が法律によって定められているのか、そしてそれぞれの方式のメリット、デメリットについて説明させて頂きます。 遺言書の方式 遺言書にも種類があり、民法もこれ…

Read More

土地の相続を手続きを怠るとどうなるの?

「父が亡くなって遺産として父が所有していた土地が残ったけれど、相続の為に、具体的にどこでどのような手続きをすればいいのかわからない。」そんな方がいらっしゃるかも知れません。 このような場合、具体的にはどうすればよいのでしょうか? どんな手続きをするの? 相続財産である土地を相続人が受け継ぐ場合、相続人は、その土地について相続を原因とする「所有権移転登記」を申請することになります。 所有権移転登記を…

Read More