遺産分割協議書ってなんですか?

遺産分割協議書の意味 遺産分割協議書とは、何なのでしょうか。 簡単にご説明すると、相続人が話し合って遺産の分け方を決めることを遺産分割協議といいます。このときに、合意の内容を書面に残しておきます。この書面を遺産分割協議書といいます。 遺産分割協議書の前に しかし、相続の際には、遺言がまず優先します。 ということで、相続が開始したらすぐに遺産分割協議書の作成にとりかかろうとするのではなく、まずは遺言…

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保証債務は相続されますか?

保証債務とは 保証債務とは、本来の債務者(借金などをしている人)が、債務を弁済しなかった場合、保証人が代わりに債務の弁済を行う、という内容の債務です。少し分かりにくいかもしれませんが、平たくいえば、いわゆる「保証人」として負担する責任のことですね。 連帯保証人にはなってはいけない、などとよく言われますが、問題は自分が連帯保証人になっていなくても、もし親などが連帯保証人になっていたような場合です。保…

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遺産分割は弁護士に頼むべき?

弁護士は法律事務ができる あまり知られていないことかもしれませんが、遺産分割および、遺産分割協議などは法律事務にあたります。 法律事務は、弁護士法により、「弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、異議申立て、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業…

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代襲相続人とは何でしょうか?

たとえば、X、その父Y、その父の父(祖父ですね)Zの三人がいる場合を考えてみましょう。 祖父Zが亡くなったとき、本来相続人となるはずなのは、その子どもであるYです。しかし、このYがすでに亡くなっている場合、Yの相続人となるはずであったXが代わって相続人になります。このとき、代襲相続人とはXのことをいいます。 (代襲相続とは、もともと相続人となるべきだった者が、被相続人が死亡する以前に死亡していたな…

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相続財産とは? -相続財産に含まれるもの、含まれないもの-

相続財産とは? 相続財産とは、その名の通り被相続人から相続人に受け継がれる財産のことです。しかし、被相続人の財産であっても、これに含まれるものと含まれないものがあります。 ここでは、特に問題となる相続財産に含まれないものの例をご紹介いたします。 相続財産に含まれないもの まず、祭祀具(通常は、墓地、墓石、仏具などのことです)は、相続財産に含まれません。特に、墓地などは金銭的にも価値のあるものも少な…

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検認とは何なのでしょうか?

相続にかかわる用語の中でも、「検認」はあまり知られていないかと思います。簡単にご説明致します。 検認とは、以下の二つの目的をもって行われる手続きです。家庭裁判所が、この手続きを行います。 (ただし、遺言の有効、無効を判断する手続きではないことに注意してください。) 相続人に対し遺言の存在及びその内容を知らせる 遺言書の形状、加除訂正の状態、日付、署名などを明確にして遺言書の偽造・変造を防止する 実…

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特定遺贈とは何なのでしょうか?

まず、遺贈についてご説明しましょう。遺贈とは、遺言によって相続財産を無償で譲渡する(引き継がせる)ことです。相続と違って、相続人以外の人にも相続財産を譲渡できます。また、自然人以外の法人にも相続財産を譲渡することができます。 特定遺贈とは、この遺贈のうち、特定の不動産や債権、一定の金銭などの具体的な財産的利益の無償譲渡のことを指します。 特定遺贈の例 例えば被相続人の方が、ご自分が亡くなったときに…

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自分で相続登記をすることはできますか?

手間こそかかりますが相続登記は自分でできます。 相続登記は不動産に係る権利関係が動いたことを証明するものです。第三者にその不動産の所有権を主張するためのものですから、極論を言うと支障がないのであれば相続登記はしなくても構いません。 ただ、放置しておくと不動産について争いが生じ、第三者に登記が移され、権利を主張することができなくなっても文句はいえません。 相続登記にはだいたい以下の3つの種類がありま…

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ゆうちょ銀行の預貯金相続はどうしたらいいの?

ゆうちょ銀行の預貯金も相続の対象になりますか? ゆうちょ銀行の預貯金も相続の対象になります。つきましては名義変更が必要ですので、手続きを行う必要があります。 ゆうちょ銀行の預貯金を相続したいのですがどうすればよいですか まずはゆうちょ銀行に相続を開始した旨を伝えます。郵便局やゆうちょ銀行の窓口で「相続確認表兼貯金等支払停止依頼書」というものをもらってください。必要事項を記入のうえ郵便局かゆうちょ銀…

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遺産相続をしなければならないのですが手続きの期限はいつまでですか?

被相続人(相続される財産・権利のもとの所有者)が死亡したらこのときをもって遺産相続は開始されます。まず7日間以内に死亡届を役所に提出します。葬儀や四十九日などを一通り終えたなら、相続人(遺産相続の資格がある人)の調査・確定を速やかに行ってください。 そして次に、相続財産を確認します。現金はどのくらいか、動産、不動産はあるか、などです。これらが確定したら相続放棄をするか、遺産相続を限定承認するか、単…

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